【海外就職】海外に転職しようと決意してから渡航するまでのスケジュール! ※主に台湾

台湾で働く
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こんにちは、ブブです。

海外就職をする場合、実際に就職先を探し始めてから渡航するまでに、どのような手続きが必要で、どんな手順で、どれくらいの日数が掛かるのか、スケジュールについて知りたくないですか?

そこで今回は海外に転職しようと決めてから渡航するまでに実際に何をしていたのか、掛かった日数と合わせて振り返りたいと思います!

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大まかな全体スケジュール

まずはざっくりと全体を紹介します。
ここでは重要ポイントのみを抜き出して書いています。

海外への転職活動を2021年4月に初めて、就職が決まった台湾へ渡航まで12ヶ月かかっています。
ただし、その内の7ヶ月間はコロナウイルスにより台湾がビジネスビザを発給停止しており、その再開を待っていた期間です。

待たされすぎぃぃぃ!!!

一条天皇
一条天皇

本当に長かったよねぇ……。永遠かと思った。

ここからはこの全体スケジュールを前後半に分けて詳細を書いていきます。

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前半(2021年4月~2021年9月)のスケジュール詳細

前半の6ヶ月についてのスケジュール詳細です。

これを、「海外転職活動~退職」、「退職~労働許可書受領」の2つのパートに分けて説明します。

海外転職活動~退職まで

最初の7日間で履歴書と職務経歴書を作成し、その次の7日間で海外転職エージェント15社に登録後、面談し求人紹介を受けました。このときはどこの国へ行くかを決めておらず、台湾、ベトナム、シンガポール、マレーシアの4ヵ国の海外転職エージェントに登録しました。
結局5月の初旬にベトナムと台湾の企業から内定をもらいました。それぞれ面接は1回でした。シンガポールとマレーシアについては、面接を受ける前に他に決めたので面接までには至りませんでした。

海外転職エージェントの登録→面談→求人紹介→面接までの詳しい内容については、

にて書いていますので、気になる方はどうぞ。
      
海外転職エージェントへの登録とは別に台湾現地の求人検索サイト「104人力銀行」に登録・応募・面接し、1社から内定をもらいました。面接は1回でした。

104人力銀行の登録及び履歴書作成方法と求人検索方法については、

にて書いていますので、気になる方はどうぞ。

海外転職活動について、受けた企業のすべてから内定をもらえたので、履歴書作成から内定まで約30日間と比較的短く済んだと思います。

就職を決めた企業から採用通知書を受け取り、他社への内定辞退、当時の職場への退職の申し出、クレジットカード作成申込を同時に行いました。無職の状態でクレジットカードは作りにくいと何かで見たので…

退職は7月下旬にしたのですが、これは内定先の企業と9月初旬に来られると良いねということで、それまでに必要な手続きを考えて最大限有休消化できるのが7月下旬でした。それでも有休は残ってしまいましたがまぁ良しとしましょう。

退職~労働許可書受領まで

内定先への必要書類の中には退職後にしかもらえない退職証明書も含むので、こちらに書きます。
ちなみに内定先への必要書類というのは、台湾から労働許可書をもらうために必要な書類です。
それは何か!こちらです。

台湾から労働許可書をもらうために必要な書類

  • パスポートのコピー(メール可)
  • 証明写真
  • 大学もしくは大学院の卒業証明書
  • 就職先からの雇用契約書に署名をしたもの(メール可)
  • 退職証明書(メール可)

労働許可について申請から取得できるまで、平時であれば10日間程度で済むところをコロナ渦のために倍の20日間程度を要しました。

また、内定後に台湾の労働許可を申請するまでの流れについて、対応者も含めて以下のようにまとめました。見やすいように、被雇用者=自分、雇用者=就職先とします。

内定後の台湾の労働許可申請までの流れ

  1. パスポートのコピー、証明写真、卒業証明書を送付。(自分→就職先)
  2. 雇用契約書を作成し、送付。(就職先→自分)
  3. 雇用契約書に署名し、返送。(自分→就職先)
  4. 退職証明書を送付。(自分→就職先)
  5. 卒業証明書と退職証明書の中国語翻訳。(就職先)
  6. 台湾の労働局にて労働許可申請。(就職先)
  7. 労働許可が下り次第、許可書の原本を郵送。(就職先→自分)

これ例えば翻訳とかを被雇用者にやらせようとする企業もあるみたいなので、自分の就職する企業が正当かどうかを判断するためにも確認しておくべきだと思います。

労働許可書の原本については、日本で台湾のビザを申請する際に必要になるので、必ず送ってもらいましょう。

また、社宅退去の時点で、国際郵便で台湾の郵便局留めで荷物を送っています。

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後半(2021年10月~2022年3月)

後半の6ヶ月についてのスケジュール詳細です。

台湾で働くためにするべきことは既にほとんど終わっているので、後半はビジネスビザの発給再開をただただ待っていたので内容が激薄です。

アルバイトについて、毎日が暇すぎたので単発のアルバイトをしていました。10月下旬にやっていたものは前職の下位互換のようなアルバイトで、内容が面白くなかったことと朝早くから夕方まで拘束されるのが嫌になりすぐ辞めました。

その後、2022年1月下旬からまた単発のアルバイトを始めたのですが、このときはやっぱり暇なことと新しいカメラレンズが欲しいなと思い始めました。主にはコロナワクチン接種会場の運営です。今までの仕事に全く関係ない仕事は新鮮で楽しかったです。あとコロナワクチンに関わるアルバイトは国が関わるので時給がめちゃくちゃいいです。僕がわかるだけでも自分が4次下請ぐらいなのにこれだけ高時給ということは相当税金をつぎ込んでいるんでしょうねぇー。

さらに、暇が高じた結果、サックスを始めました。完全に新しい趣味です。油絵も前々からやってみたいと思っていたので迷いましたが、サックスを習うことにしました。

そして時は進み、2022年2月下旬です。ここから怒涛の進みを見せます。2月24日に台北駐日経済文化代表処のHPで3月7日からビジネスビザの発給再開がされる予定という情報が出ました。それについて明確にできたのが3月1日で、その日にフライトの予約を取りました。そして3月8日にビジネスビザの申請に行き、申請から6日後の3月14日に受け取りをしました。

また、ビザの申請と同日に隔離ホテルと渡航前のPCR検査の予約を取りました。

ビザを受け取った後は、株を売却したり、国民年金は継続することにしたのでその手続きや国外転出届を提出するなどをしました。そして、PCR検査を受け、海外渡航用の陰性証明書を受け取り、3月25日に台湾へ渡航しました。

コロナ関係なく最短でどれくらいの日数なのか

コロナ渦でないと想定して、台湾に転職をする場合、最短でどのくらいの日数で渡航に至るのか、見てみましょう。

海外転職することを決めて内定まで30日間。
退職の申し出から退職までは前職場の就業規則では最短30日間。
労働許可について必要書類送付から許可書の受け取りまで15日間。
ビジネスビザの申請から受け取りまでに5日間。

以上から合計で約80日間あれば台湾に転職ができるということになります。

まとめ:海外に転職しようと決意してから渡航するまでのスケジュール!

今回は海外転職をしようと決めてから渡航までのスケジュールを自分の経験を元に書いてみました。

コロナ渦で台湾がビジネスビザの発給を停止していたこともあり、通常では考えられないほど長い期間がかかりました。

その日数、なんと354日間です!

最短で80日で済む台湾転職がコロナ渦のために354日もかかってしまいました。

通常と比べて膨大な時間を費やしましたが、それだけでなく費用も余計にかかります。
まずは354日-80日=274日分の生活費ですね。
逆に274日分の稼げたはずの給料が無いです。無職なので。
その他には、海外渡航のためのPCR検査費用、海外渡航用陰性証明書、隔離ホテル費用、空港から隔離ホテルまでのタクシー代、ざっと合わせて\120,000程度です。

僕の場合、内定が出た後すぐに台湾がビザの発給を停止してしまったので待たざるを得なかったのですが、こんなに待つ必要があるのであれば、前の職場で働いていれば良かったかなと思います。

以上、今後の海外転職を計画される方は是非参考にしてみてください!
時間もお金も大切にしたいです!

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