【就労】台湾の居留ビザ(居留査証)申請書のオンラインでの作成方法!

台湾生活
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こんにちは、ブブです!

今回は、台湾で働くために必要な、居留ビザ(居留査証)の申請方法について紹介したいと思います!

この記事で紹介する内容は「就労」のためのもので、「配偶者」や「留学」などとは違いますのでご注意ください。

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台北駐日経済文化代表処とは

日本には台湾の大使館はありません。これについて語ると非常に長くなってしまうので割愛しますが、とにかく大使館が無いです。しかしそれでは困るので、「台北駐日経済文化代表処」という民間の機関が実質的に大使館や領事館の役割を果たしています。

つまり、ビザの申請は台北駐日経済文化代表処へ行うことになります。

台北駐日経済文化代表処は日本にいくつかの拠点があります。ビザについては申請者の住民票を置いている地域によって管轄が決まるので注意してください。

台北駐日経済文化代表処の管轄

・台北駐日経済文化代表処(東京)
 東京都、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉 
 県、新潟県、山形県、山梨県、長野県
・台北駐大阪経済文化弁事処
 京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川
 県、愛媛県、高知県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県
・台北駐日経済文化代表処横浜分処
 神奈川県、静岡県
・台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処
 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、山口県
・台北駐日経済文化代表処札幌分処
 北海道
・台北駐日経済文化代表処那覇分処
 沖縄県

管轄の分岐点なのでしょうが、長野県の人は東京、静岡県の人は横浜です。
台北駐日経済文化代表処のHPの各駐日代表処管轄範囲及び連絡先で確認しましょう。住所も載っています。

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居留ビザ(居留査証)とは

居留ビザとは、「台湾に180日以上滞在」する方のためのビザのことです。
大きく3つに分類されます。

  1. 雇用(赴任)、投資
  2. 配偶者または20歳以下未成年のお子様
  3. 留学(大学、修士、博士課程)

それぞれで必要とされる書類が変わるので注意が必要です。その他、
詳しくは、台北駐日経済文化代表処のHP内、居留査証(RESIDENT VISA)で確認しましょう。

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居留ビザ申請に必要な書類

台湾で働く場合は、「1.雇用(赴任)、投資」に該当し、必要な書類は以下の通りです。

台湾で働く場合の居留ビザ申請に必要な書類

・パスポート原本及びコピー(申請時に残存期限が6ヶ月以上)
・ビザ申請書1通(本人の旅券と同じ署名が必要)
・証明写真2枚(3.5cm x4.5cm、申請日前6ヶ月以内に撮ったもの)
・労働許可書又は中華民國官庁許可書原本及びコピー
・現住所証明
 原本要提示 [住民票・運転免許証・健康保険証・マイナンバーカード](いずれか1点)
・在留カード原本および両面コピー ※日本国籍以外の方
・申請費用

ステップ1.労働許可書又は中華民國官庁許可書をもらう

まずは労働許可書又は中華民國官庁許可書をもらいましょう。
雇用主による申請が原則なので、申請してもらって郵送してもらいましょう。
僕も現地の就職する会社から申請してもらって、原本と写しを郵送してもらいました。

ステップ2.オンラインで「ビザ申請書」をつくる

ここが一番手間がかかります!

居留ビザ申請時の必要書類の1つに「ビザ申請書」があります。これは専用のウェブサイトからオンラインで個人情報を登録し、PDF形式のビザ申請書(一式二枚)を印刷、署名欄にパスポートと同じ署名をして提出します。

まずは台北駐日経済文化代表処のHPの居留査証(RESIDENT VISA)へ行きましょう。そして、「一、雇用(赴任)、投資」のところを見ると、専用のウェブサイトへのリンクがありますのでクリックしましょう。

クリックすると「外交部領事事務局」のページが表示されます。

英語と中国語で表示が可能です。今回僕は英語で行いました。

注意事項を確認したら、中段にあるチェックボックスにチェックを入れて、

「Confirm&Continue」をクリックしましょう。

そして、「General Visa Applications」の「New」をクリックして新規作成します。

Travel Details

「Travel Details」を入力します。「旅の目的」の項目について、就労なので「Employmaent」を選択しましょう。

「Employmaent」を選択すると下のウィンドウが表示されます。これは先ほどの中華民國官庁許可書 があるかの確認です。

Applicant’s Details

ますは申請者の個人情報について入力しましょう。

「婚姻状況」は色んな選択肢があります。

こんなことも必要なんだねー

Applicant’s Passport Details

パスポートの情報を入力しましょう。パスポート発行場所について、僕の場合はJapanです。

パスポートタイプって色々あるんですね。僕はこのときに種類があることを初めて知りました。笑
「公用」は国会議員や公的機関の職員、「外交」は皇族や外交官が使うらしいです。

オレも使ってみたいわー

Contact Details

連絡先について入力しましょう。

ここで困るところが、「台湾でのホテル名もしくは住所」と「台湾での携帯電話番号」だと思います。
恐らく決まっていない人がほとんどでしょう。僕もそうでした。
僕は就職先の会社の住所と会社の電話番号を書きました

About Travel Details

旅程詳細です。

「台湾で連絡がとれる人」関係の箇所は会社に連絡したら、会ったこともない同僚の情報を教えられたのでそれを書きました。笑

Application Questions

質問事項です。
ここについては全て「No」でないと問題だと思います。最後の「台湾で働いたことがあるか?」だけわかりませんが。

Where You Will Be Applying For Your Visa

どこからビザの申請をしているかを入力しておしまいです。

「ビザを申請する機関の名称」を選ぶ際には、同じ日本でも下記の通りそれぞれの地域があるので、注意しましょう。

General Visa Verification

入力が全て終わるとこのページが表示されます。ここは完了の一歩手前のページです。
「Application Temporary No.」が表示されますが、これはいわゆる「一時保存の番号」です。

番号をメモしておいて、下のオレンジ色の「Visa Home」を押せば、修正可能な状態で最初の画面に戻ることができます。ブラウザを閉じても大丈夫です。とにかく修正可能な状態が維持できます。

そして、もう修正はしないよ!完成だよ!という方は、「Submit」を押しましょう。これを押したらもう後戻りはできません。直したいと思っても無理なので気を付けましょう。
とはいえどうしても直したい場合は、再度新しく入力し直せば良いだけです。
僕も一度作り直しました。笑

PDFをダウンロードして、あとは提出するだけ!

完成したら「Submit」をクリックしましょう。

読んで理解したら「I Agree」をクリックしましょう。

「Print PDF」でこれまで入力した内容が反映されたビザ申請書がPDFとしてダウンロードできます。
「申請番号」はPDFに記載されているのでメモをする必要は無いと思います。

印刷時の注意事項として、PDFは2ページで構成されるのですが、1ページ目の下部にある申請番号とQRコードをちゃんと含めて印刷するようにしましょう。
また、データは一定期間が過ぎると自動削除されるようです。僕は2022/03/03に作成して、期限が2022/04/22までなので約7週間ですね。

ステップ3.印刷したビザ申請書と他の必要書類を持って申請へ行く

ビザ申請書が印刷出来たら、パスポートと同じ署名をして、写真を貼り、他の必要書類と合わせて自分の管轄の台北駐日経済文化代表処へ申請に行きましょう。

時間についてはそれぞれの台北駐日経済文化代表処によって違うので確認しましょう。
午前中のみのところもあれば、事前予約が必要なところもありますので、必ず確認しましょう。

ビザを受け取るまでに要する期間は1週間程度だそうです。

まとめ:台湾の居留ビザ(居留査証)申請書のオンラインでの作成方法!

以上が居留ビザ申請における必要書類と申請書作成方法でした。オンラインでの申請書の作成さえ乗り越えれば、他の必要書類は簡単に集まるはずなので問題ないと思います。

台湾に180日以上滞在する方は必須の手続きとなりますので、良ければ参考にしてみてください!

追記

2022/03/08に台北駐日経済文化代表処へ提出してきました。
問題なく受領してもらえたのですが、1つシステム上しょうがないことがありましたので、追記しておきます。
オンラインで作成した申請書をPDFでダウンロードし印刷すると、2枚目の下部にある「申請年月日」が自動的に作成日の日付で入力されているので現地で訂正しました。
これはしょうがないことなので、先方も間違いなく指摘していることと思いましたが、前もって確認しておけば手間と時間の削減になるかと思います。

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