【退職】台湾現地企業を転職から半年で辞めた理由と分析!

台湾で働く
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こんにちは、ブブです。

タイトルにもある通り、
やっとの思いで実現した台湾就職、
就職から半年で辞めました。

初の転職、初の海外就職という
初めてが重なった中で、
今後に活かすべきこと、改善すべきことが
思い返す中であったので
それをみなさんに共有したいと思います!

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バックグラウンド

この記事を進めるうえで
僕の経歴を簡単に書いておきます。

学生時代はインテリアデザインについて学びました。
1年間オーストラリアへワーキングホリデーへ行っています。
日本でインテリアの設計・施工の会社に就職し、
そこでは現場管理職と営業職を経験しました。

そして台湾へ行きたい思いから転職活動をした結果、
就職先はすぐに見つかったのですが、
そのときはコロナ真っ只中で、
当時台湾はいわゆる労働ビザの発給を停止しており、
約10ヵ月ほど台湾渡航を待たなければいけませんでした。

その間、良い年齢でアルバイトもして、
やっとの思いで台湾に来ました。

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転職をする際に設定した条件

  • インテリアに関わる仕事(設計がしたい。現場管理でも可。)
  • 給与面をUPしたい
  • 言語不問 英語は可
  • 土日祝日休み希望
  • 残業時間はできるだけ少なく
  • 残業代支給
  • 賞与あり

業種は今まで通りインテリアの業界で、
職種は学生時代にデザインをしていたこともあり、
設計がしたいなと考えていました。

また、
これまでで営業と現場管理の経験があるので
さらに設計も出来るようになって

レベルアップしたいなと考えていました。

とはいえ前職での現場管理も嫌いではないし、
経験がある職種のほうが仕事が
見つかりやすいので
それはそれでオッケーにしていました。

これまでいた企業は日本国内では
業界トップクラスで、
他社では得難く、かつ売りになる経験をしてきたので
給与面についてはUPを希望していました。

言語について、
中国語ができないので、
それでもOKな会社を希望していました。

土日祝日休みは業界が業界なので
あくまで希望で……

その他についてはまぁ普通の条件ですね。

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内定が出た企業2社の比較

2社から内定をもらいました。
A社(ローカル企業)とB社(日系企業)です。

先に結論を言いますが
A社(ローカル企業)に入社を決めました。

面接の内容・印象

A社(ローカル企業)

面接で言われたことはざっくりと以下の内容です。
このとき先にB社から内定をもらっていました。

  • 顧客はほとんど日本人で、日本人らしさが求められる。
    そこが台湾人スタッフではカバーできないのでお願いしたい。
  • 設計については1つずつ周りのスタッフから教わって覚えてほしい。
  • 言葉については日本語が話せるスタッフがいるので気にしなくていい。
  • (B社について)スタッフが素人ばかりだから入ったら苦労すると思う。
  • (給与がB社よりも低いことについて)B社と同程度の給与にすると管理職よりも高くなるのでこの設定になるが、海外で挑戦する上で覚悟をしたという意味で1つ枷を負ったと思ってきてほしい。

まず海外あるあるの
日本人であることへの需要。
もちろん設計の経験がないので
しょうがないです。

言語不問かつ設計未経験で
オッケーなのはとても珍しいです。

B社への苦言については
良くないなとは思いましたが、
日本でのB社を考えると
レベルが低いとは思っていたので
まぁしょうがないかとしました。

給与の件については
聞いた当時も意味がわからなかったし、
書いている今も意味がわかりませんが、
まぁいいかと流しました。

他に面接で感じた印象としては、

  • 話が長い。
  • ネックレスが気になった。
  • 語感が強い。

この辺に違和感を感じていました。

B社(日系企業)

B社との面接で言われたことです。

  • 現状、台湾拠点では現場管理の案件のみ。
    今後は設計段階からの案件も取っていきたい。
  • 現場管理について台湾人スタッフは経験があまりなく、
    入社後は指導する立場として彼らに教えてほしい。

業務内容としては現場管理のみです。

今後は設計からの案件を受けていきたい
と言っていましたが、
願望はいくらでも言えますから
真に受けてはいないです。

提示された条件

A社(ローカル企業)

  • インテリア 設計職(クライアントとの折衝、台湾ローカル社員が管理する現場の確認も含む)
  • 給与面 前職とトントン
  • 言語不問(社長だけ日本人で他の社員は全員台湾人。台湾人のうち数名が日本語可。)
  • 土日祝日休み
  • 残業時間はほぼなし
  • 残業代なし(ただし残業した時間分、休暇を取る。)
  • 賞与あり(最低1ヵ月分支給。ただし入社後初年度なし。)

B社(日系企業)

  • インテリア 現場管理職(1つの現場を見るのではなく、台湾ローカル社員が管理する現場を複数管理、クライアントとの折衝含む。)
  • 給与面 前職から20%UP
  • 言語不問(台湾人社員は全員日本語可。)
  • 基本土日祝日休み(現場の状況による。)
  • 残業時間 月に20時間程度
  • 残業代支給
  • 賞与あり

A社とB社で大きく違うことは
業務内容ですね。

A社は設計、
B社は現場管理ということで、
これまでの経験を活かすという
意味ではB社が良さそうです。

しかし、
新たなスキル・経験を得るという
意味ではA社が良さそうです。

またB社は現場管理がメインで、
休日祝日出勤や残業は
それなりに発生します。

また、面接時に言われた内容として、

A社「顧客はほとんど日本人で、
日本人らしさが求められる。
そこが台湾人スタッフでは
カバーできないのでお願いしたい。
設計については1つずつ
周りのスタッフから教わって覚えてほしい。

B社「設計からの案件は
今後の目標として取れるように
動いていきたい。
現状は現場管理からの
業務がほとんどだが、
台湾人スタッフのレベルは
あまり高くないので、
入社後は彼らを指導する
立場として携わってほしい。

ここも結構立場が違いますよね?
もちろん僕自身の経験として、
設計職は経験なし、
現場管理職は経験ありなので、
この構図になるのは当たり前なのですが、
そのときの気持ちとしては、
まだ指導する立場ではなく
吸収する立場でいたいなと
考えていました。

入社の決め手

結局はA社に入社することに決めました。

その理由としては、

  • 新たな職種(設計職)で新たなスキルを身につけられる

これだけです。
言語不問で、設計未経験で
可なのは他にないと思います。

逆に、目をつぶった点は、

  • 給与面 前職とトントン
  • 残業代なし(ただし残業した時間分、休暇を取る。)

ここです。

実際に入社してから感じたこと

入社したA社は社長が日本人で、
他はスタッフが台湾人7名の小さい会社です。

そしてA社に入り、
業務を進めながら日々を過ごす中で
違和感を感じることが多くありました。

  • 定時は9:00だが社長の出社は基本10:30以降
  • 社長が口だけの人間かつ話が長い
  • 現場管理のスタッフは3ヶ月以上休みナシ
  • 会社のLINEは就業時間外でも返信しないといけない
  • 社長に事前に修正すべき箇所を伝えたが直さず、結局顧客から指摘される
  • 社長の酒癖が悪い
  • 台湾での設計業務で求められる能力は高くない

最後以外は全部社長に対してです。

そして最後の
設計業務の台湾で求められる能力が高くない
という点で僕がこの会社から得るものは
何も無いという状態になってしまいました。

社長はまったく尊敬できない人間なので、
貢献したい思いもまったく無いです。

  • 得られるものが何もない
  • 貢献したい思いはない
  • 給与も別に良くない
  • 社長以外の台湾人スタッフはみんな良い人

このような状態に入社早々でなりました笑

台湾人スタッフはみんな良い人で、
優しい人ばかりでした。
優しい反面、社長に文句が言えなかったのかなと
思います。

ちなみに僕の入社から半年の間に
4人の社員が辞めました笑

転職をする際に注意すべきこと

  • 面接時に違和感を感じたら無視せずしっかり考える
  • 捨てる条件を作らない

今回、初めての転職で、
注意すればよかったなと思うことは
この2点です。

僕は面接の際に社長の話の長さや口調に
なんとなく違和感を感じていましたが、
「まぁいいだろう。」としました。

その結果、
面接で感じた小さな違和感が
入社後はより顕著になりました。


また、給与面について妥協した結果、
「設計スキルが得られる」という
入社を決めた理由が崩れたときに
妥協した点も合わせて負担になりました。


「設計スキルは得られないし、給与も低いわ」
みたいな。

まとめ:台湾現地企業を転職から半年で辞めた理由と分析!

いかがでしたでしょうか。

  • 面接で感じた小さな違和感が入社後はより顕著に
  • 入社を決めた理由が崩れたときに妥協した点も合わせて負担に

この2点は本当に注意したいです。

書いていてもイライラしてきて
文句ばかりになっていくので
精神衛生上良くないですが、
今後に活かしたい経験です。

逆に入社後半年で辞める判断ができたのは
良かった
なと思います。
辞めたくてもなかなか辞める決断が
できない人もいますが、
合わないまま続けるのは
自分にとっても会社にとっても
メリットが無いので……

また、元々この会社で
ずっと続けていきたいという
気持ちが最初から無かったことも
救いかなと思います。
あくまでスキルを得るためのステップとして
考えていました。
結果ステップとしても低すぎましたが……

長々と愚痴みたいになってしまいましたが
皆さんにはこのようにならないように
就職活動してほしいです!

実は今回の経験を活かして
もうすでにマレーシアでの転職先を決めております。
その経緯も書きたいと思っていますので
よろしくお願いいたします!

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