こんにちは、ブブです!
以前、【中国語学習】中国語繁体字と日本語漢字でビミョーーーに違う、でもほとんど同じな似ている文字という記事を書きましたが、今回は日本語漢字と比べて複雑な中国語繁体字について書きたいと思います。僕は中国語学習初学者なのでそれも踏まえて今の自分のレベルで思った文字をピックアップしたいと思います!
それでは早速いきましょう!
シンプルに複雑なやつ
まずはシンプルに複雑なやつです。
一つ目は「湾」ですねー。「台湾」の「湾」。これは繁体字だとだいぶ複雑じゃないですか?


台湾に行ったら必ず見ると思うけど、あぁー台湾来たなー。って思うよね!
「対」です。「對」というのは中国語で「そうだよ」とか「あってるよ」っていう意味なので最初のほうに習う言葉なのですが、日本語で「対」にあたるとは思いませんでした。

「聴/庁」です。「聴」の字は繫体字だと「耳」のところに「王」が追加されていて、日本語には無い形ですよねー。しかも「庁」も似たような字で、日本語漢字も元は繁体字らしいので要するに日本語漢字で「丁」に相当するのが「聴」ってことですよね?これってすごく変ですよね笑

「関」です。これはとにかく複雑です。

「遅」です。日本語漢字だと「羊」だったのが、繁体字だと「牛」になっています。もっと言えば繁体字のほうは「しんにょう」を除くと「犀(さい)」になります。動物のサイです。動物のサイは繁体字だと「犀牛」と書きます。


羊と牛と犀、どれが一番遅いんだろうねー
「転」です。これもシンプルに複雑になっています。

「売」です。「売」の字の中に繁体字だと「買」が含まれています。

なんとなく見慣れている繁体字
ここからは日本語でもなんとなく見慣れている漢字です。
まずは「学/覚」です。これは旧字体と同じで「学」なんかは歴史ある学校だとこっちの「學」を使っていたりしますよね!

この流れで「蛍/営」です。日本語漢字だと先ほどの「学/覚」と「かんむり」は同じなのですが、繁体字だと違いますね。簡略化されたときに同じになってしまったんですかね。

「会」です。これは、、、なんか恐い系の人たちがグループ名によく使っていますよね。。

「団」です。「氣志團」です。

「発」です。麻雀が好きな方は絶対知っていますよね!

「辺」です。数ある「わたなべ」の中でも複雑でメジャーな「邊」ですよね。
ちなみに「わたなべ」って51種類あるらしいですよ笑 すごっ。こわっ。
リンク貼っておきます笑
「辺」「邉」「邊」など51種類もある「わたなべ」がこんなに多くなった理由は?

繁体字の一部が日本語漢字の字
繁体字の一部が普段僕らが使っている日本語漢字の文字たちです。
「処/松/缶/声/号」です。

「声」なんか結構な一部ですよね。あと「號」。この字を見ると漫画「嘘喰い」を思い出します。「號奪戦」ですよ!
全然似ていない字
ここからは全然似てない文字たちです。
まずは「画」です。「書」みたいでしょ。

「写」です。似てなさ過ぎてよくわからん!

「体」です。これが一番似てない!まったく想像つかない!なんで「骨」と「豊」なんだよ!「肉」は無いのか!

「塩」です。「皿」だけ似てる。繁体字のほうは右上が「歯」みたいになってるー。

「図」です。日本語漢字ではキレイな正方形の中で4本の線が曲線美を表現していたのに、繁体字のほうは直線のみで構成されています。四角多っ!でも正直この形ってデザイン的にメッチャかっこいいと思います。幾何学図形で線対称だし。好きです。

そもそも日本語漢字で複雑なのにもっと複雑な繁体字
最後は、日本語でも複雑なのに繁体字だともっと複雑なやつです。
台湾人って漢字が苦手な人とかいないのかなぁ。
まずは「覧」です。右上!

「壊」です。スペースが無いところに線を5本ぶち込んでます。

「歓/観/権」です。全部同じ部分ですが、そこはもう良くない?ってなりませんか?笑

まとめ:日本語漢字と比べるとメッチャ複雑な中国語繁体字31選!
今回は複雑な繁体字を紹介してみました。旧字体として日本で使われていたものもあるので、知っている字もあったのではないでしょうか?
複雑な字っていざ書いてって言われると困りますけど、形としてはカッコいいなって思いませんか?画数が多い字ってカッコいいですよね!
今後も新たに見つけたら紹介したいと思います!
この記事を読んだあなたにオススメ